海の散歩で見つけたもの【山田のアカモク日記】

先日友人がジェットスキーを買ったというので、海の散歩をさせてもらいました。
想像よりも早いスピードが出ることに驚きました。

60キロは軽く出ます。
漁師さんの漁船に乗せてもらうことはよくあるのですが、船体が小さいので体感速度はそれ以上に感じちょっと怖かったです。

増殖したところとは別の海ですが今は枯れて何もない状態でした。
他の海藻は少し残っていたりするのですが、単年藻のアカモクは夏場には全く見当たりません。

収穫期には、海一面にあったアカモクが一気になくなる・・・海のサイクル。自然をデザインした神様の偉大さを感じます。
海を散歩していて目についた光景があります。

実は、これをあなたに紹介したかった。

小さな小さな岩場に松が立っていました。

広い海にひょっこり顔を出している岩場に1本だけ生えていました。

最初見たときは少し寂しげに感じさせたけれど見ているうちに、
凛として威風堂々と感じました。

天然の盆栽とでもいうのでしょうか。
これが自然にできたものだというのだから、これまた驚かされます。

一緒にいた友人は目もくれずでしたが・・・

身近にあるものって気づかないもんなんですかね。

そういえば2年前にアメリカのCNNで取り上げられた元乃隅稲荷神社。

山口のいいとこ

それまで私は神社よりも潮吹きを見るために行ったことがありました。
より

123本並ぶ赤い鳥居にはほとんど気を向けず普通に通っていました。

それが、今では年間50万人の人が見に来ており連日大混雑しています。

価値って説明されたり語られることで気づかされるんですね。

つい近くに当たり前のようにあると、その価値に気づかないことって多くあるように思えます。

特に自然のもたらす光景は、人の手で作られるものよりもずっと神秘的で息をのむほどに美しい瞬間を与えてくれます。
私は日々の朝日や夕日にそれを感じます。

地域を変えるのは、バカもの・若者・よそ者とよく言います。
それまでとは異なる角度で物事を見る。
常識にとらわれない。

古い慣習にとらわれない。

外からの目線で見る。

そうすることで意外なものが資源になったりする。

地域の再定義とでもいうのでしょうか。

その土地土地にそれぞれの良さがあるのだが、それをうまく伝えることができていないだけのように思えます。

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