アカモクにかける想い。~新しい仕組みを創造し 人々の幸せに貢献する為に何をすべきか~ 代表 山田 晋太

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想いを カタチ にする為には

 

ことを興すタイミングだと感じたからです

 

 

漁師町に住んでいて、漁獲量の減少や人口減などで地域が衰退していくのを肌で感じていました。

 

このままでは将来はないと思う中で、漁業の在り方・仕組み(流通)を変える事で新しい希望が見えるのではと思うようになりました。

 

しかし、現状の組織でそれを変えていくこと、一人の力では難しいと感じていました。

 

そんな時に、現状に不満を持ち何かしたいと思っている仲間に出会い、自分の中でこのタイミングだと思い会社を立ち上げました。

 

企業理念に込めた思い

安岡正篤さんのこの言葉に出会い考え方が変わりました。

 

自分というものは良い言葉である。 ある物が独自に存在すると同時に、 また全体の部分として存在する、 自分の自の方は独自に存在する、 自分の分の方は全体の部分である。 この円満無碍(むげ)なる一致を表現して「自分」という。

 

自分とは、全体の一部分であること、しかしその中でも独自性のある存在。

 

それまでは競争の中で「自分さえよければ」というエゴの思考が強かったように思います。

 

この言葉に出会い、地域や漁業界を全体として見て、その一部として自分が存在しているのであって、その中で自分にできる事は何かを考えるようになりました。

 

周りを見渡せば自分にない力を持っている人がたくさんいて、その人達の力を繋げ協力しあっていけば、まだまだやれることはあり、今よりもよくなれると感じました。

 

そのためには新しい仕組みが必要でそれを創造することが当社の役割だと思ったのです。

 

それらは全て、関わる人やお客さんの幸せに貢献するために行っていくことだと思いました。

 

なぜアカモクを扱おうと考えたのか?

そんな中、具体的な行動としてどのような事が出来るかを探している時にアカモクに出会いました。

 

他県では漁業資源として漁獲・加工・消費されていましたが、長門市では未利用でした。

 

アカモクの収穫時期は、漁業者・加工者にとって閑散期です。また、アカモクを食べる風習もなく名前を知っている人も少なかったです。

 

しかしながら、海藻の中でも栄養価が高く、食べた方の健康のためになると思いました。

 

獲る漁師さん・作る加工者さん・食べるお客さん全てが幸せになれる商材です。

 

未利用なので既存の流通方法ではなく、生産から加工、販売まで新しい仕組みを作ることができる可能性を感じました。

 

まさに私たちの行いたいことが形にできる商材だと思ったからです。

 

アカモクにかける想い

 

アカモクの特徴を活かして様々な取り組みをしていきたい

  • 海藻の中でも栄養価がかなり高いので多くの人に食べてもらいたい。
  • クセが少なく様々な料理にあうので、色んなシーンで使ってもらいたい。
  • 一年で成長する海藻で夏になるとちぎれて流れるが海面に多く浮かび漁の邪魔になる、ただ、海の中では魚の隠れ家やサザエのエサにもなり赤潮の原因である窒素やリンを吸収する働きもあるので、獲るだけでなく増やしていく取り組みを同時に行っていくことで海の環境をよりよくしながら、漁業収益をあげていく。

 

そんな素敵なビジネスモデルが作れる可能性を感じています。

 

栄養素の抽出などにより、美容や他の様々な分野に活用できるのではないかと思います。

 

全国に多く分布しているので、他の地域の方と繋がり新しい商品や使い方を創造していきたいとも思います。

 

会社の夢

これからの社会は変化のスピードがどんどん速くなっていくと思います。

 

漁業・農業は特に大きな転換期に来ていて、既存の仕組みの中で、小さな経営体で完結する形では生き残るのはとても難しいと思っています。

 

個の持つ長所を生かし合うような仕組みをたくさん作っていきたい。

 

見る角度を変えれば可能性はまだまだあると信じています。

 

お互いが共存し、幸せになれる仕組みを作っていきたいです。

 

代表 山田 晋太

 

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