アカモク=体に良い。
なんとなく、こういった意味合いでアカモクを知った、とか、食べている、という方もいらっしゃるかと思います。
では、一体どう体に良いのか?
実は、アカモクをはじめとする褐藻類に含まれる成分を、様々な研究分野で研究がされています。
今回は、その研究の中から、2020年の1月に発表された研究結果についてお伝えしようと思います。
アカモクの成分が抗肥満・抗糖尿病作用に効果?!
発表が会ったのは2020年1月。
福井県立大学と石川県立大学、そして福井県食品加工研究所の研究結果です。
内容は「アカモク」をマウスに与えることで抗肥満・抗糖尿病作用が得られるという研究結果です。
引用:福井県立大学http://www.fpu.ac.jp/news/d153363.html
詳しい内容は上記リンクから直接見ていただくとして、簡単に説明しますと、
・高脂肪食
・高脂肪食にアカモクの粉末をまぜたもの
・正常食
上記3パターンの餌を用意し、マウスに摂取し得られる効果を検証したところ、
・高脂肪食
→正常食に比べ体重が2割増加、内臓脂肪も顕著に増加
・高脂肪食にアカモクの粉末をまぜたもの
→正常食を食べたマウスとほぼ同等、内臓脂肪についても大きな差はなかった
という結果が得られたそうです。
また、アカモク入りの餌を食べたマウスは食後の血糖値上昇を抑える効果も得られたとのこと。
これは、アカモクに含まれるフコイダンなどの多糖類が脂肪や糖の九州自体を抑えることで得られる効果だということもわかったそうです。
現在は、ヒトについても同様な効果が得られるか研究を続けているとのことで、加えて脂肪燃焼作用や免疫増強作用等についても検証を続けていくそうです。
これはヒトへの効果の結果が待ち遠しいですね。
期待しましょう!