2017/07/13

100匹目の猿って話,知ってますか? アカモク漁視察でうかがった三重県にて思った事

 
鳥羽の海

こんな話知ってますか?

 

株式会社EVAH 代表の山田です。

皆さんはこのお話ご存知ですか?

宮崎県串間市の石波海岸から200メートルほど離れたところに、「 幸島  (こうじま)」と呼ばれる小さな島がある。

この島では1948年に京都大学の研究グループがニホンザルの観測を開始。52年にはサツマイモの餌付けに成功。翌53年には「イモ」と名付けられた当時1歳半のメス猿が、それまでどの猿も行わなかった「砂のついたサツマイモを川の水で洗う」という画期的な行動を発明した。

この行動はやがて少しずつ群れの中へ伝わっていく。するとある日、幸島でサツマイモを洗うニホンザルが臨界値(例として「100匹」)を超えたとき、不可思議な出来事が突然起こった。それまで数年かけて少しずつ広まっていった芋洗い行動が、この臨界値を超えた途端、まるでテレパシーでも使ったかのように幸島の群れ全体に一瞬で広まったのである。

しかも驚くべきことに、この行動は幸島から200キロ以上も離れた大分県の高崎山の猿の群れや、そのほか日本全国にあった猿の群れにも広まっていた。(空間的にも物理的にも大きな隔たりがあり、交流など全くなかったのにもかかわらず)

 

引用:船井 幸雄  百匹目の猿 ―「思い」が世界を変える

 

僕がこの話を知ったのは船井幸雄さんの本を読んだのがきっかけでした。

もう何年も前の話。

 

 

きっかけはトレードショーでした。

 

 

㋂の上旬に三重県鳥羽市にアカモクの産地訪問で伺った。というのも、東京のトレードショーで三重県のブースの方と話した際に「アカモク」という言葉を出した瞬間に、

「あー、あの人を紹介してあげる」

と紹介され、すぐに電話をすると・・・

「あー、それなら彼を紹介してあげる」

と紹介のまた紹介という形でトントンと繋がった一人の青年に会うために来た。

 

 

電話で話した声はとてもはっきりと明るい口調で好印象だった。

彼の発した一言

「安く売るの、やめましょうね」

という言葉がとても印象的だった。

なぜなら私もそう思っていたからだ。

 

 

その電話以降、会うまでは敢えて何の下調べもしないようにした。

先入観ゼロで人を感じ、現地を見たかったからかな。

 

サミット

 

さて、いよいよ鳥羽につき約束の時間に待ち合わせの場所へ。

長靴で現れた、若い漁師さんはさわやかで力強いイメージだった。

作業風景を見ながらお話をと思っていたのだが、わざわざ仕事を休みにして色々な所を案内してもらい、彼の仲間にも会わせてもらった。

そんな彼の心遣いに心が震えた。

 

鳥羽の漁師さん

 

朝から夕方まで軽トラで移動しながら、熱のこもった話を聞いていた。

それは常々自分の中にある思想であり、それを言葉にして私に言っている人がいる事が不思議でたまらなかった。

なので、彼の言う内容については考えずとも理解できたし、本当に共感できた。

 

鳥羽のアカモク

 

大げさだけど、遠く離れた地の漁業者で同じような思考の人間がいるとは思わなかった。

それだけに本当に驚いた。

 

 

一人の力ではできる事は限られている。

お互いを尊重し合えるような仲間がいれば、できることはどんどん広がっている。

個人の長所を生かす。そんな点と点が繋がっていくこと。

アイデアが具現化するまでの仕組みを作ることで、スピードは早まり、クオリティは上がる。

 

 

色んな事をテストして改善することのくり返し。

 

 

6次産業とか農商工連携とか言われるけど、ようは、既存の物流ではない新しい仕組みが求められているんだよね。

それは、消費者の情報が生産者にまできちんと伝わる仕組み。

逆に言うと、生産者の想いが消費者に伝わる仕組みでもある。

 

 

今の時代、物は溢れかえってる。

さらに情報も溢れかえってる。

嘘やメッキは簡単にはがれてしまう時代だと思う。

 

だからこそ、本当のモノ、情報を伝えていきたい。

 

自分にとっての当たり前は、他人にとっては必ずしもそうではないというでしょう。

だったら『常識』とはなんなんだろう・・・と思ってしまう。

 

 

極端な考えでいくと、常識に沿って何かをしている限り、流れを変える事はできない。

常識が悪いという訳ではない。

ただ、常識ってのは今は大多数(マジョリティ)なわけだけど、それはかつての少数派(マイノリティ)だった可能性は高いと思わない?

 

今の私の地域の漁業を見ていて感じる事。

常識にとらわれてたら何も生まれてこないし、変わらない。

 

変わる事を良しと言いたいわけではない。

変わらず在り続けるためには、変わっていくことが必要だということ。

時代の変化のスピードは思ったよりも早い。

 

出る杭を打ってる暇はない。

次から次に色んな杭が出てくるから。

 

現状に不満をはいても状況は変わらない。

今ある資源でもやれることはたくさんある。

 

 

一番手っ取り早いのは何か知ってる?

 

 

そう、自分が変わればいいだけ。

 

その事に気づいてほしい。

 

 

改めて見回してみるといい。

ほんの少しだけ違う角度から見てみると

今までゴミだと思っていたモノが

本当はとても価値あるものだったりする。

 

 

『今』

を大切にすると見えなかったものが見えたりする。

 

 

 

 

時間は限られている。

一度きりの人生を楽しもう。

 

 

 

 

PS.

冒頭の 100 匹の猿の話、実はただの作り話ってことを最近知ったんです(笑)

でもね、本当か嘘かなんて重要ではないんだと思う。

サルがそうやってイモを食べて幸せになったんならそれでいい。

 

 

その作り話を信じて、少しでも多くの人の幸せに貢献できたらそれでいいかなって思ってる。

 

 

信じるか信じないかはあなた次第。どっかで聞いたセリフを思い出した(笑)

 

 

 

 

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