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アカモクを実際に食べてみて
朝からスコーンと
この3月から我々が販売するアカモクについて、試食も兼ねて私が5日間食べてみました。そこでその感想をお伝えしたいと思います。
ただし、今回は食べたときの効果についてお話します。食べ方や味については、こちらのほうでご紹介しています。アカモクレシピ集
試食期間を終わって気づいた。
もともと便秘とかを経験したことない私。なので気づいたのは試食期間後でした。そうなんです。なんだか期間中は朝からスッキリするんです。前途しましたが、私はそれを経験したことはありません。にもかかわらずスッキリ感がいつもと違うんです。個人差はあるんでしょうが、我々関係者に試食してもらったところ、多くの人がこのような事を言っていました。早速アカモクに含まれる成分をインターネットで調べた調べたところ、『フコイダン』という成分が含まれていることを知りました。
フコイダンって何?
フコイダンとはコンブやワカメ、モズクやアカモクなどの褐藻類(かっそうるい)の粘質物に含まれる食物繊維である。褐藻類に多く含まれわかりやすい表現手段として海藻のネバネバ成分を表現されることが多い。アカモクに関する研究などから、生殖器に多いとの報告がある。
出典:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%90%E8%97%BB
この海藻のネバネバ成分がフコイダンです。
これはアカモクです。このとがった身の部分が生殖器です。ここからネバネバ成分のフコイダンが出てくるといわれています。アカモクについては成熟期にこのフコイダンを多く含むこともわかっています。このフコイダンはアカモクやワカメ、コンブやモズク褐藻類(海藻)に含まれているそうです。ちなみにこの画像のアカモクがテカテカしてるのは、水ではなくこのフコイダンのネバネバ成分です。
このフコイダンは水溶性の食物繊維です。私が思うにこの成分が関係しているんではないかと推測しています。(あくまでも個人の見解です)このフコイダン、実は様々な機関で研究がされており、TVやインターネットでも紹介されています。
フコイダンについてどのような研究が進んでいるのか?
NPOフコイダン研究所
NPOフコイダン研究所では、モズクやメカブ由来のフコイダンを使用して以下のような研究が行われています。
- 抗ガン作用
- コレステロール低下作用
- 血圧低下作用
- 抗ウイルス作用
それ以外にもこの研究所では、
ガンをはじめとし、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、胃潰瘍、アレルギー(アトピー性皮膚炎や花粉症など)にも効果があることがわかっています。
とあります。それ以外でもガン患者の方に抗がん剤と併用してフコイダンの投与を行ったところ通常の抗がん剤治療よりも高い効果が得られるとの研究結果も出ています。
九州大学大学院 農学研究院 生命機能科学部門 システム生物学講座 細胞制御工学分野
九州大学大学院においてもフコイダンの研究が進んでおり、以下のような機能が認められるとあります。
[ 抗腫瘍・抗がん作用 ]
- 1)免疫増強作用
- マクロファージ活性化
- IL-12誘導
- NK細胞活性化
- 2)アポトーシス
- 正常リンパ球には毒性を示さない
- がん細胞には濃度依存的にアポトーシス誘導
- 3)血管新生阻害
- VEGFのレセプター結合阻止
- VEGFの発現、分泌阻止
- 4)転移・浸潤阻止
- MMP-2、-9発現、分泌、活性化阻止
- 5)がん細胞接着阻止
- 糖鎖接着阻害作用(スルファチドーセクレチン結合阻害活性)
- 6)マウスでのがん増殖阻害・延命効果
- マクロファージ活性化
[ 抗ピロリ菌・抗潰瘍作用・胃不快感改善作用 ]
- 硫酸基がピロリ菌を捕獲
- 粘膜保護
- 抗ピロリ菌、粘膜保護、抗炎症
[ 抗アレルギー作用・抗炎症作用 ]
- 1)Th1/Th2 比調節
- Th2 抑制(IL-2、-3、-5抑制)、粘液産生細胞抑制、好酸球減少
- IL−4、IgE、抗BSA特異的IgE抑制、ヒスタミン遊離抑制
- 2)炎症細胞抑制
- アトピー性皮膚炎モデルマウス症状改善
[ 肝機能向上作用 ]HGF産生増強
- GTP、GOT、γ-GTP値改善
[ 抗生活習慣病 ]
- 血中コレステロール値・中性脂肪値・血糖値の改善・抗肥満
[ 抗糖尿病作用 ]
- 筋肉細胞への糖取り込み促進
- 糖尿病モデルマウスでの血糖値上昇抑制
[ 抗ウイルス作用 ]ヘルペス、HIVなど
- HTLV-1感染細胞にアポトーシス誘導、中和抗体価上昇
[ 抗菌作用 ]
- 食中毒菌増殖抑制(サルモネラ)
[ 抗酸化作用 ]抗加齢
- 活性酸素消去
[ 血液凝固阻止作用 ]抗動脈硬化症
- 血液をさらさらにする
[ 美肌作用 ]保湿、しわ、しみ、くすみ
- シワ抑制、コラーゲン酸分解抑制、抗酸化作用
- ヒアルロン酸酸化分解抑制、ヒアルロン酸合成促進
- ヒアルロン酸酸素合成分解作用、ヒスタミン遊離抑制作用
- 皮膚の保水性、弾力性維持、創傷治癒促進
- 吸湿性、保水性向上
これ以外にも様々な機関で研究されています。
しかし、このような研究結果が出る一方で、未知の部分が多いのも事実です。海藻によってもフコイダンの性質が違うようですし、効果のある接種の仕方もまだ詳しくわかっていません。そもそも口から体内に入れても、分子レベルの構造上、体内にはほとんど吸収されないとも言われています。早く研究が進み、フコイダンが人類にとって有効な成分になることを期待します!!
結論
アカモクを食べることによって上記の効果が得られるかどうかは、まだわかっていません。ですから私が経験した事実だけを結論としてお伝えします。
アカモク食べたら朝からスコーンと出る!!
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!!